レビューイ【reviewee】レビュイー

概要

レビューイとは、レビューの対象となる人や組織、製品、成果物、工程などを指す語。英語の動詞 “review” に「~される者」を意味する接尾辞 “-ee” を付加した語で、レビューを行う主体である「レビュアー」(reviewer)と対をなす概念である。
レビューイのイメージ画像

「レビュー」(review)とは、評論、批評、評価、審査、再調査、見直しなどの意味を持つ動詞および名詞である。英語では接尾辞 “-er” が「~する者」を表すのに対し、“-ee” は「~される者」を表す。この対応関係は “employer” (雇用者)と “employee” (被雇用者)、“interviewer” (面接官)と “interviewee” (面接を受ける者)などにも見られ、レビュアーとレビューイも同様の関係にある。

レビューという語は様々な場面で用いられるため、レビューイが具体的に何を指すかは分野や文脈によって異なる。製品やサービスを対象とする消費者レビューであれば、その製品・サービス自体がレビューイにあたる。書籍や映画の批評であれば作品が、人事評価や業績査定の場面では評価を受ける従業員や組織がレビューイとなる。

IT分野、とりわけシステム開発では、設計書や仕様書、ソースコードなどの成果物を作成者以外が検査するレビュー工程が行われており、この場合のレビューイはレビュー対象物の作成者を指す。レビューイとなった作成者は、レビュアーに対して作成意図や仕様の説明を行い、指摘された問題点をもとに成果物の修正を行う。

実務上は、レビュー記録やレビュー依頼票などにレビュアーとレビューイを区別して記載する。これにより、誰が確認を行う側で、誰または何が確認を受ける側であるかを明確にし、レビュー工程の管理や責任範囲の整理を行いやすくする。日本語では「レビュー対象」「被レビュー者」「被評価者」などと言い換えられる場合もある。

(2026.6.16更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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