パラメータシート【parameter sheet】パラシー
パラメータシートとは?
対象の属性や設定項目、仕様値などを一覧形式で整理した文書。IT分野ではシステム構築時などの設定値管理に、貿易分野では輸出規制の該非判定にそれぞれ用いられる。
システム管理におけるパラメータシート
IT分野では、システム構築や運用において必要となる設定項目と設定値を整理した一覧表をパラメータシートと呼ぶことが多い。サーバやネットワーク機器、データベース、ミドルウェア、アプリケーション、クラウドサービスなどの構成要素について、IPアドレス、ポート番号、ユーザー設定、接続先情報、セキュリティ設定などの具体的なパラメータを記録する。
これらの情報はシステム設計書や構成管理資料の一部として作成され、環境構築作業や設定変更、障害対応、保守運用の際に参照される。また、開発環境、検証環境、本番環境など複数の環境で設定差異を管理する目的でも利用されることがある。近年では、クラウド環境や仮想化基盤の普及に伴い、インフラ構成をコードとして管理する「IaC」(Infrastructure as Code)の考え方と併用され、設定情報の管理資料としてパラメータシートが補助的に利用される場合もある。
貿易におけるパラメータシート
貿易の分野では、輸出対象の製品が輸出規制の対象となるかどうかを判定するための書類をパラメータシートと呼ぶ。正式には「該非判定書」と呼ばれ、製品の仕様や性能、用途などを記載して法令との適合性を確認する資料である。日本では安全保障貿易情報センター(CISTEC)が提供する記入式のチェックシートを指すことが多く、通関手続きや輸出許可申請の際の確認資料として利用される。
