ソフトウェア導入

概要

ソフトウェア導入とは、システム開発の工程の最終段階で、開発されたソフトウェアを本番環境へ導入する工程のこと。導入後は利用者が実際の業務環境でソフトウェアを操作する。

ソフトウェアテストソフトウェア受け入れ検収)が完了し、導入可能な状態になったソフトウェアを実環境へ導入する過程を指す。事前に実施体制やスケジュールなどの導入計画を策定し、旧環境がある場合は移行計画の策定や移行リハーサルなども行う。

導入作業ではコンピュータシステムへソフトウェアをインストールし、初期設定やデータ移行・変換などを行って利用者が操作可能な状態にする。ソフトウェアの操作マニュアルの作成や、利用者に対する操作方法のガイダンスといった利用者支援の活動も含まれる。

(2023.10.24更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

試験出題履歴

ITパスポート試験 : 令5 問43 平28秋 問36 平25秋 問48 平23秋 問48 平21秋 問43
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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