読み方 : ソフトウェアどうにゅう

ソフトウェア導入

概要

ソフトウェア導入とは、システム開発の工程の最終段階で、開発されたソフトウェアを本番環境へ導入する工程のこと。導入後は利用者が実際の業務環境でソフトウェアを操作する。

解説 ソフトウェアテストやソフトウェア受け入れ検収)が完了し、導入可能な状態になったソフトウェアを実環境へ導入する過程を指す。事前に実施体制やスケジュールなどの導入計画を策定し、旧環境がある場合は移行計画の策定や移行リハーサルなども行う。

導入作業ではコンピュータシステムへソフトウェアをインストールし、初期設定やデータ移行・変換などを行って利用者が操作可能な状態にする。ソフトウェアの操作マニュアルの作成や、利用者に対する操作方法のガイダンスといった利用者支援の活動も含まれる。

(2023.10.24更新)

他の用語辞典による「ソフトウェア導入」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「ソフトウェア導入」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
令7 問46】 開発が完了したソフトウェアを本番環境にインストールする手順を明確にし,それを実施する工程として,適切なものはどれか。
令5 問43】 ソフトウェア導入作業に関する記述 a〜d のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。a 新規開発の場合、導入計画書の作成はせず、期日までに速やかに導入する。
平28秋 問36】 社内で開発したソフトウェアの本番環境への導入に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
平25秋 問48】 ソフトウェア、データベースなどを契約で指定されたとおりに初期設定し、実行環境を整備する作業はどれか。
平23秋 問48】 受託したシステムの新規開発において、ソフトウェアを本番環境に移行するための計画を顧客に説明した。この計画に基づいた作業を実施する工程として、適切なものはどれか。
平21秋 問43】 新しい業務ソフトウェアの開発が完了し、実環境へ導入することになった。当該ソフトウェアの導入時に必要な作業として、適切なものはどれか。