読み方 : バボック

BABOK【Business Analysis Body of Knowledge】ビジネスアナリシス知識体系ガイド

概要

BABOKとはビジネスアナリシスに必要な知識や技能、手法を体系的にまとめたガイドラインおよび書籍。カナダに本拠を置く非営利法人IIBA(International Institute of Business Analysis)が発行しており、IIBA日本支部が日本語版を出版している。
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ビジネスアナリシス(business analysis)とは、組織の構造や業務プロセス、経営戦略などを分析し、課題の解決や目標達成に向けた施策を導き出して関係者間の調整を行う一連の活動である。

対象はITシステムに限られず、業務改善や新規事業、組織改革など様々な場面に及ぶ。IT分野ではシステム開発上流工程において、業務上の真のニーズや要求を洗い出し、経営層や開発者の間で合意を形成する手段として重視されている。

BABOKはビジネスアナリストが実施する活動をタスクごとに整理し、それぞれの目的や入力情報、成果物、関係者などを定義している。現行版のv3(2015年刊行)は全8章で構成され、6つの知識エリアのもとに合計30のタスクが定められている。

6つの知識エリアは、「ビジネスアナリシスの計画とモニタリング」「引き出しとコラボレーション」「要求のライフサイクルマネジメント」「戦略アナリシス」「要求アナリシスとデザイン定義」「ソリューション評価」で構成される。これら以外の2章は基礎概念とコンピテンシーに充てられており、知識エリアを補完する内容となっている。特定の業種や手法に依存しない汎用的な体系となっている。

IIBAはBABOKを基盤とした認定資格制度も運営しており、「CBAP」(Certified Business Analysis Professional)などが知られている。BABOKはビジネスアナリストだけでなく、システムエンジニアプロジェクトマネージャ、業務改革担当者など、要求分析や課題解決に携わる実務家が参照する資料としても活用されている。

(2026.6.17更新)
 

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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