ロールアウト 【rollout】 ローリングアウト

概要

ロールアウト(rollout)とは、公開、公表、投入、運用開始、本格展開、押し出す、伸ばす、起床する、などの意味を持つ英単語。

ITの分野では、完成したシステム運用を開始することや、サービスを公開することなどを指す場合が多い。既存のシステムサービスに追加要素を展開・公開することも「新機能をロールアウトする」のように言う場合がある。

リリースカットオーバーローンチサービスインなどの類義語よりも、限定的・部分的・試験的に導入・公開していたものを全面的に展開する、といった用例が多く見られる。

スワップアウト

オペレーティングシステムOS)のメモリ管理において、メモリの空き領域が足りない場合に、すぐに使わない内容をストレージ外部記憶装置)に書き出してメモリ上から削除する動作のことをロールアウトということがある。一般には同じ意味で「スワップアウト」(swap-out)という語の方がよく使われる。

一方、ストレージに退避した内容が必要になった時に、改めてメモリ上に領域を確保して読み込む動作は「ロールイン」(roll-in)あるいは「スワップイン」(swap-in)という。

(2020.2.12更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる