人月単価
開発業務の請負では、納品までに必要な業務量を従事する要員の人数と従事期間の積である「人月」(にんげつ)という単位で表す。例えば、10人が従事して3か月を要する工数は30人月となる。
人月単価は1人月あたりのコストで、プロジェクトの総工数を乗じることで総コストを算出することができる。単価はすべての要員で均一として計算する場合もあるが、一般的には各人のスキルや経験、給与などに応じて異なる金額が設定される。
人月単価は発注元への請求金額の単価を表しており、その要員への給与額ではない。給与以外にかかる経費や間接費、利潤などを上乗せした額であるため給与額より高額となる。
(2021.11.21更新)