単金

概要

単金とは、単位時間あたりの金額のこと。単価。IT業界では、業務委託などをう際に、一人を一定期間業務に専従させた場合(に相当する業務量や工数)の単価のことを単金ということが多い。

SES客先常駐などと呼ばれる契約形態では、発注元から発注先に技術者一人あたりに支払う金額を指し、これがそのまま本人の給与となるわけではない。フリーランスのエンジニアに業務を発注する際にも用いられ、その場合は報酬の単価を意味する。

期間の単位は1時間あるいは1か月とする場合が多い。1か月の場合には標準の就業時間を定め、それを一定時間上回ったら割増精算、一定時間下回ったら減額精算とすることが多い。

(2020.5.9更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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