console.log 【コンソールログ】
概要
console.log(コンソールログ)とは、JavaScriptの標準的な実装に組み込まれている機能の一つで、実行環境に用意された文字による入出力画面(コンソール)に指定された文字列を出力(表示)するもの。consoleオブジェクトのlogメソッド。Webブラウザの場合、開発者ツール(デベロッパーツール)等と呼ばれる通常は使わない特殊な開発者向けの画面を呼び出すと、OSのコマンドラインのような文字による対話的な操作環境が利用できるようになる。
ページ上のスクリプト内で console.log(“出力内容”); を実行すると、このコンソール領域に出力内容が表示される。変数名などを指定して内容を表示させることもできる。ページの表示内容やスクリプトの動作には影響を与えないため、スクリプトの実行状態(変数の値など)を確かめるのによく用いられる。
ブラウザ以外の実行環境でも組み込まれている場合があり、Node.jsのようなローカル環境でスクリプトを実行する実装の場合は他のコンソールアプリケーションなどと同じようにOSの標準出力(stdout)に内容を出力する(通常はコマンド実行画面に表示される)。
(2022.1.19更新)