ステータスバー 【status bar】
概要
ステータスバー(status bar)とは、コンピュータの操作画面で、画面上部やウィンドウ下部に固定的に設けられた表示幅いっぱいの細長い領域。システムやアプリケーションの現在の状態や利用者への通知などが表示される。ウィンドウのステータスバー
WinodwsやmacOSなどデスクトップとウィンドウを組み合わせた表示画面を採用しているシステムでは、各アプリケーションのウィンドウの最下部にある、幅いっぱいの横長の帯状の表示領域をステータスバーという。
何が表示されるかはソフトウェアによって様々だが、現在の入力モードや動作モードなどを示す短い符号やアイコン、データの処理や送受信の進捗状況を表すグラフや数値、現在の処理状態やメイン領域で選択された項目について説明する短いメッセージなどが表示されることが多い。設定で表示と非表示を切り替えられる場合もある。
文字主体のCLI(コマンドラインインターフェース)/CUI(キャラクターユーザーインターフェース)環境でも、画面下部の最後の一行がステータスバーとしてスクロールせずに固定され、現在の状態やモードなどを表示する場合がある。
スマートフォンなどのステータスバー
スマートフォンやタブレット端末などの携帯機器では、画面上部に固定的に表示される、システムの状態を表示する帯状の領域をステータスバーという。
Android OSやiOSなどのオペレーティングシステム(OS)が表示を管理しており、システムの状態や設定、各アプリからの通知などが小さなアイコンや数字などで示される。機能やアプリごとにステータスバーへの通知を許可するかを指定することができる。
主な項目としては、バッテリー残量、モバイル通信の種類や電波の受信感度、Wi-Fiの電波強度、着信通知、留守録通知、新着SMS通知、新着メール通知、現在時刻、アラームの動作状態、メモリーカードの状態、SIMカードの状態、機内モードやマナーモードの状態、ファイルのダウンロード通知などがある。
(2022.10.10更新)