相補演算 【complementary operation】

概要

相補演算(complementary operation)とは、2つの論理演算や集合演算の組について、結果が互いに否定や補集合の関係にあること。

演算Aの結果aと演算Bの結果bが a=NOT b という関係にあるとき、AをBの、BをAの相補演算であるという。ベン図で表すと色が互いに反転した関係になる。

例えば、論理和(OR)の相補演算は否定論理和NOR)、論理積(AND)の相補演算は否定論理積NAND)となる。排他的論理和(XOR)の相補演算は、両辺が同じ値のときに真となる等価演算となる。

(2021.12.11更新)