DISTINCT句 【DISTINCT clause】
概要
DISTINCT句(DISTINCT clause)とは、リレーショナルデータベースの操作や問い合わせに用いるSQLで、指定した列から重複を排除して互いに異なるもののみを抽出するもの。SELECT文の中で使用する。「SELECT DISTINCT 列名 FROM テーブル名 (抽出条件など)」という書式で指定することができ、指定した列の値が同一であるものを一件にまとめて返す。ある列の値がどのような種類で構成されているかを知ることができる。COUNT関数と組み合わせて値の数を調べることもできる。
「DISTINCT 列名1, 列名2, …」といったようにカンマ区切りで複数の列を同時に指定することもできる。その場合、列ごとには同じ値が重複していても、各列の値の組み合わせが異なっていれば異なるデータであると判断して列挙する。
(2022.11.25更新)