SMALLINT型 【small integer】

概要

SMALLINT型(small integer)とは、リレーショナルデータベース(RDB)を操作するSQLに用意されたデータ型の一つで、2バイト(16ビット)の整数を格納できるもの。

リレーショナルデータベース管理システムRDBMS)では列(フィールド)に様々なデータ型を指定することができ、操作言語であるSQL文中で型名を指定する。整数型はサイズ(桁数)に応じていくつかの種類があり、SMALLINT型は2バイト(16ビット)の整数を表す。

1バイトTINYINT型に次いで値の範囲が狭く、符号付きの場合で-32,768~32,767(-215~215-1)、符号なし(UNSIGNED)で0~65,535(0~216-1)となっている。

より広い範囲を表すことができるINT型などに比べデータ量が2バイトと少ないため、データの記録領域を節約でき、処理性能も高めることができる。SQLに用意されている整数型としては他に、TINYINT型やINT型(INTEGER型)、BIGINT型などがある。

(2022.7.26更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。