ビュー 【view】 views / ビュー表
概要
ビュー(view)とは、見る(こと)、視点、視界、視野、景色、眺望、見方、見解、見識、眺める、などの意味を持つ英単語。ITの分野ではデータなどの「見え方」「表示の仕方」の意味で用いられることが多い。CGのビュー
コンピュータグラフィックスやビデオゲームの分野で、空間をどのような視点から眺めて画面に表示するかをビューという。真上から見下ろした「トップビュー」(top-down view)、斜め上から見下ろした「クォータービュー」(isometric view)、真横から眺める「サイドビュー」(side view)などがよく知られる。
データベースのビュー表
データベース管理システム(DBMS)で、一つまたは複数のテーブルから特定の条件に基づいて一部のデータを抜き出し、あたかも一つの新しいテーブルのように表したものをビューという。
データベース以外のデータ解析システムなどでも、データ群を指定された条件によって整理して表示し、その設定に名前をつけて保存することにより繰り返し呼び出せるようにしたものをビューということがある。
ソフトウェア開発におけるビュー
ソフトウェア開発において、システム全体を機能によって分割する際に、利用者への表示や操作の受け付け(ユーザーインターフェース)を担当する部分のことをビューということがある。
よく知られる設計モデルのMVC(Model-View-Controller)では、モデル(Model)、ビュー(View)、コントローラ(Controller)の三つに分割して整理する。ビューは他の二要素からの指示を受けて利用者への表示・出力(の変更)を行い、システムによっては利用者の操作・入力内容をコントローラに伝達する役割を果たす。
(2019.4.14更新)