時刻型 【Time型】 time data type
時、分、秒を組み合わせて表される時刻データ、あるいはこれに日付を組み合わせた日時データを格納することができる。ミリ秒やマイクロ秒など1秒より短い単位に対応する場合もある。
数の大小と同じように比較演算子などを用いて前後を判定したり、範囲を指定することができる。書式を指定して文字列に出力したり、文字列を解釈して値を設定する機能が提供されることが多い。
時刻の表現形式は処理系によるが、24時制で「HH:MM:SS.fraction」(fractionは1秒未満の部分)のように記述することが多い。一日の中での時刻を格納する他に、時間の長さを格納する用途を想定して、時を3桁(HHH:MM:SS)など長く取れる場合もある。
日付や時刻を扱うデータ型やクラスの名称は様々で、「Date型」(DATE型)、「Time型」(TIME型)、「TIMESTAMP型」「DateTime型」(DATETIME型)などのバリエーションがある。日付・時刻の片方のみを格納するか、両方を扱うことができるかも言語や処理系によって異なる。
(2022.4.26更新)