NVARCHAR 【NCHAR VARYING】 NVARCHAR2

概要

NVARCHAR(NCHAR VARYING)とは、データベースフィールド定義などで用いられるデータ型の一つで、Unicode文字を含む可変長文字列。「NCHAR VARYING」とも呼ばれる。

可変長文字列を意味する「VARCHAR」型から派生したデータ型で、先頭の「N」は “National” (その国の)の略。一方、Unicode文字を含む固定長文字列のデータ型CHAR型Unicode版)は「NCHAR」と呼ばれることが多い。

最大長をバイト単位で指定するVARCHAR型と異なり、サイズは文字単位(1バイトでも複数バイトでも1文字)で表すシステムが多い。最大文字数などはデータベース管理システムDBMS)などにより異なる。Oracle Databaseでは歴史的な経緯から「NVARCHAR2」という型名を用いるのが一般的となっている。

(2020.6.30更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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