HH:MM:SS形式

概要

HH:MM:SS形式とは、時刻データ文字列で表す書式の一つで、時2桁、分2桁、秒2桁をコロン「:」記号で挟んで並べたもの。

2桁の時(00~23)を表す「HH」、2桁の分(00~59)を表す「MM」、2桁の秒(00~59)を表す「SS」を連結したもので、23時59分59秒であれば「23:59:59」と表される。桁数が足りない場合は左に「0」を付け足し、1時1分1秒は「01:01:01」のように表す。

処理系によっては大文字と小文字が異なる形式を表す場合がある。例えば、「HH」は24時制、「hh」は12時制(午前・午後を示す表記を別に追加する)とする場合や、日付(年月日)と繋げて表すときに「MM」を月、「mm」を分とする場合などがある。

また、「H」「M」「S」など一文字で指定すると、が一桁の場合に左に「0」を詰めない形式となる。1時1分1秒は「HH:MM:SS」では「01:01:01」だが、「H:M:S」では「1:1:1」となる。0時を「24時」として表示したい場合は「HH」「H」の代わりに「KK」「K」とする処理系もある(Javaなど)。

時・分・秒だけでなく、末尾に「.fff」などの表記で小数点以下の秒を付け加えたり、「Z」や「+NNNN」「-NNNN」などの表記でUTCGMT)からの時差を表すタイムゾーン時間帯)を付け加えることができる処理系もある。

(2023.12.20更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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