CHECK制約 【check constraint】 チェック制約 / 検査制約

概要

CHECK制約(check constraint)とは、リレーショナルデータベース(RDB)でテーブルにデータを追加・更新する際に課すことができる制約(constraint)の種類の一つで、指定した条件を満たしたデータしか記録できないようにするもの。

CHECK制約を設定した列では、データの書き込みが行われる際に制約に指定した条件を満たすかどうかをチェックし、満たしていなければ書き込みは拒否される。制約はテーブルの作成時などにSQL文の中で条件式などを用いて記述する。

例えば「価格」フィールドに対して「価格>=0」というCHECK制約を設定しておけば、価格として負の値を記録しようとしてもデータベース管理システムDBMS)が制約違反として拒否する。

(2020.6.21更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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