読み方 : ぶぶんしゅうごう

部分集合【subset】

概要

部分集合とは、集合間の関係を表す概念で、ある集合のすべての元が別の集合に含まれていること。記号「⊇」を用いて「A⊇B」のように表記する。
部分集合のイメージ画像

数学の集合論で用いられる概念で、集合Bの元がすべて集合Aの元でもあるとき、BはAの部分集合であると言い、「A⊇B」のように表す。BはAに含まれる、包含される、包まれる、包摂される、内包されるなどと表現することもある。このとき、AをBの上位集合(superset)であるという。

例えば、三つの元から成る集合A={a, b, c}があるとき、一つまたは二つの元から成る {a}{b}{c}{a, b}{b, c}{a, c} は部分集合である。また、{a, b, c}、すなわちA自身と、何の元も含まない空集合∅もAの部分集合に含まれる。

AがBを含み、かつAにはBに属さない元も存在する(つまり、AとBは同じ集合ではない)場合、BはAの真部分集合proper subset)であると言い、等号を含まない記号を用いて「A⊃B」のように表す。このとき、AはBの真上位集合(proper superset)であると言う。

他の辞典等による「部分集合」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「部分集合」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
平27春 問62】 二つの集合AとBについて、常に成立する関係を記述したものはどれか。ここで、(X∩Y)は、XとYの両方に属する部分(積集合)、(XUY)は、X又はYの少なくとも一方に属する部分(和集合)を表す。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。