VARBINARY型 【BINARY VARYING型】
文字や数値などで表現できない任意のバイト列を格納することができるデータ型である。テーブル定義時に「VARBINARY(最大バイト数)」として格納データの最大バイト数を宣言する。指定できるバイト数の上限はDBMSによって異なり、数千から数万(数KB~数十KB)のものが多い。
比較やORBER BY句による並べ替え、DISTINCT句による絞り込みなども可能で、バイト列全体を一つの数値のように見立てて一致判定や大小比較を行う。CAST関数で数値や文字列など他のデータ型との間で変換することができる。
テーブルに直接バイナリデータを格納するデータ型にはBINARY型もあるが、これは固定長バイト列を格納する型で、行によって異なる長さのバイナリを格納する場合にはあまり向いていない。多くのDBMSでは最大データ長が256バイトまでとなっており大きなデータは格納できない。テーブル本体とは異なる領域にバイナリデータを格納するデータ型としてBLOB型もある。
(2023.3.2更新)