DML 【Data Manipulation Language】 データ操作言語
概要
DML(Data Manipulation Language)とは、データベースを管理・操作するための言語の一種(あるいは言語の一部)で、データベースに記録されたデータの参照や操作を行うためのもの。データベースへのデータの新規登録や、既存のデータの上書きや削除、条件に合致するデータの検索や抽出などを行うために用いられる。リレーショナルデータベースを管理するための標準的な言語であるSQLでは、SELECT文(検索・抽出)やINSERT文(データの追加)、UPDATE文(データの更新)、DELETE文(データの削除)などがこれに当たる。
これに対し、データを格納するための構造を定義する言語をDDL(Data Definition Language:データ定義言語)、データへのアクセス権限などを制御する言語をDCL(Data Control Language:データ制御言語)という。
(2018.4.10更新)