読み方 : ディーエムエル
DML【Data Manipulation Language】データ操作言語
DMLとは?

データベースを扱う命令はその目的によって種類が分かれており、DMLはそのうちデータの中身そのものを操作する役割を担う。一方、テーブルの作成や構造の変更といった設計に関わる処理は「DDL」(Data Definition Language:データ定義言語)が、アクセス権限の管理など制御や設定についての処理は「DCL」(Data Control Language:データ制御言語)がそれぞれ受け持つ。
リレーショナルデータベースの操作における標準言語である「SQL」では、DMLに属する主な命令として「SELECT文」「INSERT文」「UPDATE文」「DELETE文」の四つが用意されている。SELECTは条件を指定してデータを検索・抽出する命令、INSERTは新しいデータを登録する命令、UPDATEは既存のデータを書き換える命令、DELETEは不要なデータを削除する命令である。
DMLによるデータベースへの変更操作は、「トランザクション」(transaction)という単位で管理されることがある。これは互いに関連する一連の操作をひとまとまりとして扱う処理単位であり、途中のどこかでエラーが発生した場合には変更前の状態に戻すことができる。これにより、複数の更新処理が中途半端な状態で終わることなく、データの整合性が保たれる。
(2026.4.23更新)