読み方 : シーロブ / シーエルオービー
CLOB【Character Large Object】CLOB型/キャラクタラージオブジェクト
概要

CHAR型やVARCHAR型など一般的な文字列型は、格納できるデータ量が数百から数万バイト程度に制限されている。これに対しCLOB型は数GBに達するような巨大な文字列も扱うことができ、書籍一冊分を超えるような長文テキストや、CSV、XML、JSONなどの構造化データなどの保存に用いられる。
CLOB型のデータは、テーブル本体とは別に確保された専用領域に保管される実装が一般的である。テーブル側にはデータそのものではなく、格納場所を示す参照情報のみが記録される。これにより、大容量の文字列を保持してもテーブル自体の処理速度が著しく低下することを防いでいる。
ただし、この構造に起因して、SQL文を用いた文字列の比較や並べ替え、結合といった操作に制限を受けることがある。インデックスの適用も限定的になる場合が多く、通常の文字列型と同じ感覚では扱えないことが多い。DBMSによっては、ロケータを用いたアクセス方式やストリーミング的な読み書きの仕組みが採用される。
なお、製品によってはTEXT型やVARCHAR(MAX)型などが同様の仕組みを提供する場合があり、「CLOB」という名称の型が用意されていないこともある。バイナリデータを扱う「BLOB型」(Binary Large Object)と合わせて「LOB型」(Large Object)と総称され、大容量データの格納を前提とした設計上の特性を共有している。
(2026.6.23更新)