Db2
同社のAIXをはじめとする各種UNIX向けやLinux向け、Windows向け、また、同社のメインフレームOS(z/OSやOS/400など)向けが用意されており、幅広いプラットフォームに対応している。
同社の販売するシステム製品のデータ管理基盤として採用されることが多く、大企業や官庁などの大規模システム、基幹システムでの利用が多い。特に同社製メインフレーム製品でデータベースシステムを構築する場合はほとんどがDb2ベースとなる。
Db2に様々な機能を追加する関連ソフトウェアが数多くリリースされており、全体を総称して「Db2ファミリー」と呼ばれることもある。同社ではDb2シリーズのほかに、米インフォミックス(Informix)社の買収で手に入れた「Informix」データベース管理システムおよび関連製品群がある。
最初の製品は1983年に当時のMVS向けに開発され、当初は「DB2」と称された。1990年代にUNIX版、Linux版、Windows版が追加された。2000年代前半には「DB2 UDB」(Universal Database)に改称されたが程なくして「DB2」に戻った。2017年以降は「Db2」とBが小文字表記に変更されている。
(2020.2.4更新)