ハッシュ結合 【hash join】

RDBでは同じ意味の列を持つテーブル同士をSQLのJOIN句などを用いて結合し、一つのテーブルにまとめる処理がよく行われる。ハッシュ結合は結合処理を行う手順の一つである。

まず片方のテーブルの比較対象に指定された列の値からハッシュ値を求め、ハッシュ値から対応する行を引き出すことができるハッシュテーブルを作成する。次に、もう一方のテーブルを先頭から順に走査し、比較対象列の値から同じようにハッシュ値を算出し、ハッシュテーブルを参照して対応する行があれば結合する。

比較に先立ってソート処理などが不要なため、結合条件が等価条件（一致）の場合は高速に結合することができる。等価条件以外の結合条件（以上、未満など）が指定されるとハッシュ結合は使用できないため、ソートマージ結合など他の方式が用いられる。

関連用語

gTLD

【generic Top Level Domain】

SQL

【Structured Query Language】

サーバ

【server】

データベース

【database】

ハッシュ関数

【hash function】

クエリ

【query】

パーティション

【partition】

メモリ

【memory】

ソート

【sort】

アクセス

【access】

オプティマイザ

【optimizer】

Null

【ヌル】

ID

【identification】

レコード

【record】

テーブル

【table】

インデックス

【index】

フィルタ

【filter】

パフォーマンス

【performance】

ループ

【loop】

ハッシュテーブル

【hash table】