NOT NULL制約 【NOT NULL constraint】 非NULL制約
概要
NOT NULL制約(NOT NULL constraint)とは、リレーショナルデータベース(RDB)でテーブルにデータを追加・更新する際に課すことができる制約(constraint)の種類の一つで、指定した列には必ず値を設定しなければならないとするもの。NOT NULL制約を指定した列は、値が未設定の状態(Null)であることは許されず、追加・更新の際に必ず何らかの値を付与しなければならない。SQL文などで必要な列に値が存在しない状態で書き込みを行おうとするとデータベース管理システム(DBMS)側から拒否される。
当該列がNull値にはならないことをデータベース側で保証するため、アプリケーション側はこれを前提にプログラムを設計・実装することができるようになる。主キー制約など他の制約でもNull値の格納を拒否する仕様のものがある。
(2020.6.21更新)