読み方 : しょうじゅん
昇順【ascending order】小さい順/asc
概要
昇順とは、数字やアルファベット、ひらがな・カタカナ、日付、時刻、曜日など順序や方向が決まっている要素の列について、本来定められた順序のこと。「1、2、3」「A、B、C」「あ、い、う」といった並び方。

データの並べ替え(ソート)における順序の指定などに用いられる概念で、小さい方から大きい方へ、あるいは本来の並び順における先頭側から末尾側へ「昇(のぼ)っていく」順序のことを意味する。英語の “ascending order” を略した “ASC” “asc” などの略号で示されることもある。
数字であれば1、2、3…と小さい値から大きい値へ、アルファベットであれば「A」から「Z」に向けて、カナであれば「ア」から「ン」に向けて、日付や時刻であれば過去側・古い側から未来側・新しい側に向けて並べる順序である。
一方、大きい方から小さい方へ、あるいは本来の並び順とは逆に並べる順序は「降順」(descending order)という。「9、8、7」「Z、Y、X」「ん、を、わ」といった本来とは逆の並び順のことである。
(2018.9.12更新)
「昇順」の関連用語
他の用語辞典による「昇順」の解説 (外部サイト)
- ウィキペディア「昇順」
- JavaA2Z「昇順」
- Programming Place Plus 用語集「昇順」
- Gartner Information Technology Glossary (英語)「ASC」
資格試験などの「昇順」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【令7 問98】 4個の要素から成るデータの並びを,次の手順を繰り返して昇順に整列するとき,整列が終了するまでに(1)から(3)の一連の手順は,何回実行されるか。