内部結合 【INNER JOIN句】

概要

内部結合(INNER JOIN句)とは、リレーショナルデータベーステーブルを連結する操作の一つで、二つのテーブルからそれぞれ特定のフィールドを指定し、両者のが一致するレコード同士を連結するもの。SQL文ではSELECT文のINNER JOIN句で指定する。

SQL文ではINNER JOIN句を用いて「SELECT * FROM テーブル1 INNER JOIN テーブル2 ON テーブル1.フィールド1=テーブル2.フィールド2」のように指定する。この場合、テーブル1のフィールド1とテーブル2のフィールド2のが一致するレコード同士を連結し、テーブル1の各フィールドの後ろにテーブル2の各フィールドが連結されたレコードセットを返す。

内部結合で抽出されるのは指定したフィールドが一致するレコードのみで、相手方に一致するものが存在しないレコードは抽出されない。一致しないフィールドを含むレコードも合わせて抽出したい場合は外部結合OUTER JOIN)を用いる。

(2021.9.7更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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