ユニークキー 【unique key】 一意キー
概要
ユニークキー(unique key)とは、リレーショナルデータベース(RDB)のテーブルを構成する項目(カラム/列)のうち、値がレコード(行)ごとに一意で重複しないもの。主キーとして用いることができる。通常、データベースのテーブルは複数のカラムで構成されるが、カラムのうちレコードの識別・同定に用いることができるものを「キー」(key)という。ユニークキーはそのカラム単体でレコードごとに値が一意(ユニーク)であることが保証され、レコードの識別に用いることができるものを指す。
テーブルの作成時にカラムに対して一意制約(UNIQUE制約)を課すことで作成することができ、レコードの追加や変更の際に他のレコードと重複する値を登録しようとするとエラーになる。空の値(Null)の登録を許さなないNOT NULL制約を合わせて指定すれば、そのテーブルの主キー(プライマリキー)として用いることもできる。
なお、カラムが単体では必ずしもユニークではない場合も、複数のカラムの値の組み合わせがユニークである場合には、そのカラムの組み合わせをキーとして用いることができる場合もある。カラムの組み合わせに対して一意制約を課す「複合ユニーク制約」(複合一意制約)もある。
(2024.2.16更新)