主キー制約 【PRIMARY KEY制約】 primary key constraint

概要

主キー制約(PRIMARY KEY制約)とは、リレーショナルデータベース(RDB)でテーブルにデータを追加・更新する際に課すことができる制約(constraint)の種類の一つで、そのテーブルの主キー(primary key)を指定するもの。

主キーは各レコードを一意に識別することができるデータが記録されたフィールドで、SQL文PRIMARY KEY句などを用いて主キー制約を作成して設定する。主キーに指定されたフィールドレコード間で値が重複してはならず(UNIQUE制約)、NULL値を取ることもできない(NOT NULL制約)。

主キー制約はテーブル中に一つしか設定することができないが、複数のフィールドを組み合わせて複合主キーとすることもできる。その場合、各フィールドの値の組み合わせがテーブル内で一意であれば、各フィールドの値はその列の中で一意でなくてもよい。

(2021.5.25更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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