読み方 : セド
sed【stream editor】
基本の書式は「sed オプション スクリプト 入力ファイル」で、入力ファイルの各行ごとに、スクリプトで指定した処理を行い、出力する。他の多くのコマンドと同様、パイプを用いて他のコマンドの出力を入力として受け取ったり、出力をファイルに保存したりすることができる。
スクリプトの内容は、アドレス(対象の行を指定)、コマンド(英小文字一文字)、コマンドに与えるパラメータを続けて記述する。アドレスは「1」のように数字一つだと特定の行(この場合1行目)を、「2,5」のようにカンマ区切りで範囲(2行目から5行目)を表すことができる。「/正規表現/」とすることでパターンに一致する行を指定することもでき、例えば「/^$/d」は空行を削除するという意味になる。
コマンドには「p」(その行を表示する)、「d」(その行を削除する)、「s」(指定した行の文字列に対してパラメータで指定した置換処理を実行する)などがある。sコマンドのパラメータは「s/置換前の文字列パターン/置き換える文字列/フラグ」という形式で記載し、パターンの指定には正規表現を使うことができる。例えば、「s/abc/ABC/g」ならば、すべての「abc」を「ABC」に置き換えるという意味になる。
sedは古くから多くのUNIX系OS、Linuxディストリビューションに標準コマンドの一部として収録されている。対話的に用いることもあるが、シェルスクリプトなどの中で他のコマンドなどと組み合わせてテキストファイルへ強力な文字列処理を行う標準的な手法として広く普及している。
主なLinuxコマンド
| コマンド |
機能 |
| ls | ファイル/ディレクトリの一覧表示 |
| cd | カレントディレクトリ変更 |
| pwd | カレントディレクトリを表示 |
| mkdir | ディレクトリ作成 |
| cp | ファイル/ディレクトリをコピー |
| mv | ファイル/ディレクトリを移動/改名 |
| rm | ファイル/ディレクトリの削除 |
| ln | ファイル/ディレクトリのリンク操作 |
| find | ファイル/ディレクトリの検索 |
| ln | ストレージの記録内容を丸ごとコピー |
| touch | ファイル/ディレクトリのタイムスタンプ変更 |
| lsattr | ファイル/ディレクトリの拡張属性表示 |
| chattr | ファイル/ディレクトリの拡張属性変更 |
| chmod | ファイル/ディレクトリのパーミッション変更 |
| umask | デフォルトのパーミッションを変更 |
| chown | ファイル/ディレクトリの所有者変更 |
| chroot | ファイルシステムのルートディレクトリ変更 |
| fsck | ファイルシステムのエラーチェック |
| mkfs | デバイスにファイルシステムを作成 |
| df | ストレージの空き領域表示 |
| du | ディレクトリの占有容量を表示 |
| echo | 指定文字列を表示 |
| cat | 入力を標準出力へ(ファイルの画面表示) |
| less | スクロールを一画面ずつ停止 |
| more | スクロールを一画面ずつ停止 |
| head | ファイルの先頭を表示 |
| tail | ファイルの末尾を表示 |
| wc | ファイルの行数、文字数、単語数をカウント |
| diff | 2つのファイルの差分を表示 |
| grep | ファイルを正規表現で検索 |
| sed | テキストデータを編集 |
| awk | テキストデータを編集 |
| vi | テキストエディタを起動 |
| ip | 様々なネットワーク設定を確認・変更 |
| ifconfig | ネットワーク設定表示/操作 |
| netstat | ネットワーク統計情報表示 |
| ss | ポート/ソケットの状態を表示 |
| arp | IPアドレスとMACアドレスの対応関係を管理 |
| nslookup | IPアドレスとドメイン名の変換 |
| dig | DNS情報を調査 |
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他の辞典等による「sed」の解説 (外部サイト)
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