依存パッケージ 【dependent package】
概要
依存パッケージ(dependent package)とは、あるソフトウェアを動作させるのに必要となる、外部の別のプログラムのパッケージのこと。「パッケージ」(package)はソフトウェアを配布する際の提供単位で、実行可能ファイルや設定ファイル、インストーラ、ソースコードなど、ソフトウェアの利用に必要な一連のファイルを圧縮ファイルなどの形でひとまとまりにしたものである。
あるソフトウェアを利用する際に、外部の他のパッケージに含まれる機能を利用しており、そのパッケージも導入する必要がある場合、そのソフトウェアとパッケージは依存関係にあり、依存先のパッケージのことを依存パッケージという。
LinuxなどのUNIX系OSではソフトウェアの導入や削除、更新などのためにパッケージ管理システムをよく利用するが、多くのシステムはパッケージを作成する際に依存先のパッケージを指定する仕組みを持ち、パッケージ間の依存関係を自動認識して必要なパッケージを自動的に導入するといった処理を行う。
(2022.12.6更新)