読み方 : エルエスエーティーティーアールコマンド
lsattrコマンド【list attribute】
lsattrコマンドが表示する拡張属性とは、通常のパーミッション(所有者・グループ・その他の読み書き実行権限)とは独立して、ファイルシステムが内部で管理する特別な属性である。構文は「lsattr [オプション] [パス]」で、パスを省略するとカレントディレクトリが対象となる。
出力では各ファイル名の前に属性の状態が並び、属性がオンであれば対応するアルファベットが、オフであればハイフン「-」が表示される。主なオプションとして、下位ディレクトリを再帰的に調査する「-R」や、ディレクトリ自身の属性を表示する「-d」などがある。
確認できる属性としては、追記のみを許可する「a」、変更・削除を禁止する「i」、アクセス日時(atime)の更新を抑止する「A」、データをディスクへ即時反映する「S」、ディレクトリの同期更新を行う「D」、ダンプ対象外とする「d」、安全な削除を行う「s」、ジャーナリングを行う「j」、末尾マージを行わない「t」、ディレクトリ階層のトップとして扱う「T」などがある。
特に「i」属性が付いたファイルはroot権限を持つ利用者であっても削除・改名・編集ができず、システム設定ファイルの誤操作防止に利用されることがある。「a」属性はログファイルなどに設定され、既存データの改変を防ぎながら追記のみを許可する用途に使われる。これらの属性はもともとext2向けに実装された仕組みであり、対応状況や動作はファイルシステムごとに異なる。
主なLinuxコマンド
| コマンド |
機能 |
| ls | ファイル/ディレクトリの一覧表示 |
| cd | カレントディレクトリ変更 |
| pwd | カレントディレクトリを表示 |
| mkdir | ディレクトリ作成 |
| cp | ファイル/ディレクトリをコピー |
| mv | ファイル/ディレクトリを移動/改名 |
| rm | ファイル/ディレクトリの削除 |
| ln | ファイル/ディレクトリのリンク操作 |
| find | ファイル/ディレクトリの検索 |
| ln | ストレージの記録内容を丸ごとコピー |
| touch | ファイル/ディレクトリのタイムスタンプ変更 |
| lsattr | ファイル/ディレクトリの拡張属性表示 |
| chattr | ファイル/ディレクトリの拡張属性変更 |
| chmod | ファイル/ディレクトリのパーミッション変更 |
| umask | デフォルトのパーミッションを変更 |
| chown | ファイル/ディレクトリの所有者変更 |
| chroot | ファイルシステムのルートディレクトリ変更 |
| fsck | ファイルシステムのエラーチェック |
| mkfs | デバイスにファイルシステムを作成 |
| df | ストレージの空き領域表示 |
| du | ディレクトリの占有容量を表示 |
| echo | 指定文字列を表示 |
| cat | 入力を標準出力へ(ファイルの画面表示) |
| cat | バイナリファイルをダンプ |
| less | スクロールを一画面ずつ停止 |
| more | スクロールを一画面ずつ停止 |
| head | ファイルの先頭を表示 |
| tail | ファイルの末尾を表示 |
| wc | ファイルの行数、文字数、単語数をカウント |
| diff | 2つのファイルの差分を表示 |
| grep | ファイルを正規表現で検索 |
| sed | テキストデータを編集 |
| awk | テキストデータを編集 |
| vi | テキストエディタを起動 |
| ip | 様々なネットワーク設定を確認・変更 |
| ifconfig | ネットワーク設定表示/操作 |
| netstat | ネットワーク統計情報表示 |
| ss | ポート/ソケットの状態を表示 |
| arp | IPアドレスとMACアドレスの対応関係を管理 |
| nslookup | IPアドレスとドメイン名の変換 |
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