hostnameコマンド

概要

hostnameコマンドとは、LinuxなどのUNIX系OSで標準的に用いられるコマンドの一つで、そのコンピュータホスト名を表示するもの。rootユーザー実行する場合はホスト名の変更もできる。

コマンド実行されたマシンのホスト名を調べて表示してくれる。「-d」オプションで所属ドメイン名を、「-f」でホスト名と所属ドメイン名を合わせたFQDNFully Qualified Domain Name)を、「-i」でIPアドレスを表示する。

例えば、ホスト名が「www」、所属ドメインが「example.jp」の場合、単にhostnameコマンドをコマンド実行すると「www」が、-dオプションでは「example.jp」が、-fオプションでは「www.example.jp」がそれぞれ返される。

ホスト名は /etc/hostname ファイルでも確認でき、「uname -n」コマンド、「echo $HOSTNAME」コマンド($HOSTNAME環境変数の表示)などでも知ることができる。

(2021.11.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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