読み方 : ホストネームコマンド
hostnameコマンド

引数なしで実行すると、そのマシンに設定されているホスト名のみが表示される。「-d」オプションを指定すると所属ドメイン名が、「-f」オプションではホスト名とドメイン名を連結したFQDN(Fully Qualified Domain Name)が、「-i」オプションではホスト名に対応するIPアドレスが表示される。例えば、ホスト名が「www」、所属ドメインが「example.jp」の場合、引数なしでは「www」が、「-d」では「example.jp」が、「-f」では「www.example.jp」がそれぞれ返される。
ただし、これらの表示結果はDNSやhostsファイルなどの名前解決設定に依存するため、環境によっては期待した値が得られないこともある。オペレーティングシステム(OS)の種類やバージョンによってオプションの挙動が異なる場合もあり、IPアドレスの確認に「-I」(大文字)など別のオプションが必要な場合もある。
ホスト名を変更するには、root権限で「hostname 新しいホスト名」の形式で実行する。ただしこの方法による変更は一時的なもので、再起動後には失われる。永続的に変更するには、「/etc/hostname」ファイルを直接編集するか、近年のLinuxディストリビューションで広く採用されているhostnamectlコマンドを利用する方法が一般的である。
Linuxなどのシステムでは、hostnameコマンド以外にもホスト名を確認する手段が存在する。「uname -n」コマンドや、「echo $HOSTNAME」による環境変数の参照でも同様の情報が得られる。/etc/hostnameファイルを直接参照することでも確認できる。
(2026.6.8更新)