空行 【empty line】
見出しと本文の間や段落の境界などを分かりやすくするため、何も文字も含まず改行のみの空行を置き、1行分の間を空けることがよくある。文書編集ソフトやWebページには行間を調整する機能や仕様も存在するが、空行による隙間の調整は環境に関わらず利用できるため重宝される。
一方、目に見える文字や記号は存在しないが、スペース文字やタブ文字など空白を空けるための特殊な制御文字を含む行は「空白行」(blank line)という。空行と空白行は厳密に区別されないことも多く、空行を空白行と(あるいはその逆)呼ぶ人も多い。
詩などは一行ごとに空行を挟んで隣の行との間を一行空けることも多いが、ブログやSNSの記事などをこのスタイルで行ごとに空行を空けて書く人もいる。文章などの全体が一画面に収まらないよう、わざと途中で何行にも渡って空行を挟み広大なスペースを空ける手法が用いられることもある。
(2021.11.26更新)