EPEL 【Extra Packages for Enterprise Linux】
概要
EPEL(Extra Packages for Enterprise Linux)とは、業務用のサーバなどで利用するエンタープライズ向けLiunx用のソフトウェアを集積したリポジトリの一つ。CentOS等の公式パッケージに含まれないが有用なソフトウェアを提供している。Fedoraプロジェクトが運用しているリポジトリで、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)にパッケージを追加してFedoraに近い環境を構築することができる。CentOSやScientific LinuxなどRHEL互換ディストリビューションでの利用も活発である。
yumなどのパッケージマネージャで導入することができ、ディストリビューション公式では提供されないオープンソースのパッケージ群が手に入る。エンタープライズ向けに信頼性を重視しているものの、利用は自己責任でありディストリビューション開発元のサポートは受けられない。
(2021.2.17更新)