EPEL 【Extra Packages for Enterprise Linux】

概要

EPEL(Extra Packages for Enterprise Linux)とは、業務用のサーバなどで利用するエンタープライズ向けLiunx用のソフトウェアを集積したリポジトリの一つ。CentOS等の公式パッケージに含まれないが有用なソフトウェアを提供している。

Fedoraプロジェクト運用しているリポジトリで、Red Hat Enterprise LinuxRHEL)にパッケージを追加してFedoraに近い環境構築することができる。CentOSやScientific LinuxなどRHEL互換ディストリビューションでの利用も活発である。

yumなどのパッケージマネージャで導入することができ、ディストリビューション公式では提供されないオープンソースパッケージ群が手に入る。エンタープライズ向けに信頼性を重視しているものの、利用は自己責任でありディストリビューション開発元のサポートは受けられない。

(2021.2.17更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる