機密性 【confidentiality】
正規に許可を得た人だけが、認められた範囲内で情報に触れることができ、故意や誤りによる情報の漏洩や改竄、削除などを引き起こすことができない状態を表す。
機密性を確保するには、利用者の識別や認証、所属や権限に応じた情報や機能へのアクセス制御、情報の閲覧や複製、移動に関する履歴の記録や監査などが適切に行われる必要がある。
「完全性」(Integrity)「可用性」(Availability)と合わせて、情報セキュリティの三要素、または、それぞれの英単語の頭文字を取って「C.I.A.」と呼ばれることがある。
(2020.2.5更新)
関連用語
他の辞典による解説 (外部サイト)
- 総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイト 用語集 「機密性」
- SOMPO CYBER SECURITY サイバーセキュリティ用語集 「機密性」
- IDCフロンティア クラウド・データセンター用語集 「機密性」
- JIPDEC 情報ライブラリー 用語集 「機密性」
- HULFT 技術コラム 用語集 「機密性」
- ミツエーリンクス Web「経営革新ツール」用語集 「機密性 」
- LMIS ITIL・サービスマネジメント用語集 「機密性」
- 東京海上日動 Tokyo Cyber Port 用語集 「機密性」
- ITパスポート用語辞典 「機密性」
- Computer Hope (英語) 「Confidentiality」
この記事を参照している文書など (外部サイト)
- 総務省 情報流通行政局 情報流通振興課 情報セキュリティ対策室「サイバー攻撃(標的型攻撃)対策 防御モデルの解説」(PDFファイル)にて引用 (2017年7月)
- 福岡県宗像市「第4次宗像市情報化計画」(PDFファイル)にて引用 (2015年3月)