一次情報 【1次情報】 first-hand knowledge
自分が知っている情報のうち、他人からの伝聞ではなく自らの行動に伴って直接的に得られた情報のことを一次情報という。一方、誰かが得た一次情報を伝聞やメディアを通じて知った情報は二次情報という。伝聞情報のうち情報源が不明なもの(噂話など)は三次情報と呼ぶことがある。
例えば、「10円玉をお酢に浸ける実験をしたらきれいになった」は一次情報、「雑誌に『記者が10円玉をお酢に浸ける実験をしたらきれいになった』と書いてあった」は二次情報、「友達から『10円玉をお酢に浸けるときれいになるらしい』という噂を聞いた」は三次情報ということになる。
一次情報が自らの活動で得る情報であるため信頼性が高く、目的に即した内容を得ることができる一方、調査結果を得るには調査を、実験結果を得るには実験を行わなければならず、情報を得るための手間やコストは大きい。二次情報は情報源によって信頼性がまちまちで、必要な情報をピンポイントで入手できるとは限らないが、大量の情報を低コストで集めることができる。
(2024.5.15更新)