情報源 【information source】
現代社会における情報源には、知人など直接会って話をした人、書籍や雑誌、新聞などの刊行物や神の資料、テレビやラジオ、ネット配信などの放送・配信メディアなどがある。公的機関や企業なども広報活動などを通じて自ら情報源となり情報を発信している。
情報源には不確かでにわかに信用ならないものから信頼性の高いものまで様々なものがある。同じ情報でも知人から噂話として聞くのと、長年発行されている新聞の記事、政府機関の公式発表として知るのでは信憑性が大きく異なる。
ある情報が同じ情報源から得られる他の情報と整合しているか、他の情報源も同じ情報を発信しているか、といった点でも情報の信憑性をある程度判断することができる。前者の情報源内部での整合性を「内的整合性」、後者の複数の情報源の間の整合性を「外的整合性」と呼ぶことがある。
情報理論における情報源
情報理論では、あるモデルに従って情報が生成される系を情報源という。発生する情報は、ある特定の種類の記号(情報源記号)の組み合わせで、一定時間ごとにある確率に基づいて一つずつ記号が生成される。この生成された記号の列を情報源系列という。
(2024.5.15更新)