システムエンジニアリングサービス 【SES】 System Engineering Service

概要

システムエンジニアリングサービス(SES)とは、システムやソフトウェアの開発・運用などで行われる委託契約の一種で、対象物の完成などを目的とせずに特定の業務への技術者の労働の提供を行う契約。提供元企業の従業員が客先のオフィスに常駐して技術的なサービスを提供するもの。

労働法規などでは業務請負の一種とみなされ、労務管理や指揮命令系統などが発注元企業から独立している必要があるが、具体的な成果物をはっきり定めず漠然と労働力を提供する委託形態のため、実態が派遣労働と変わらず偽装請負と見られる事例も多いと言われる。

客先常駐 (常駐業務)

顧客の事業所に勤務して業務を行うこと。IT業界では、情報システムの開発・運用などを受注した企業の従業員が、発注元企業のオフィスに常駐して業務を行う客先常駐がよく行われる。

その際、発注側と受注側の契約形態には請負と派遣があり、前者の場合は常駐スタッフの指揮命令・監督は受注側の管理者が行い、後者の場合は発注側が行う。業務請負なのに発注側が仕事の内容や進め方について直接指示を行なっている場合は違法行為(偽装請負)となる。

(2018.10.25更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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