リグレッションテスト【regression testing】デグレードテスト

別名  :回帰テスト/ノンデグレードテスト/ノンデグテスト/退行テスト/レグレッションテスト/無影響確認テスト

概要

リグレッションテストとは、ソフトウェアテストの一つで、プログラムの一部を変更・修正した際に、その変更によって予想外の影響が現れていないか確かめるもの。
リグレッションテストのイメージ画像

ソフトウェア開発の過程で不具合が発見されたり、新たな機能を追加や挙動の変更を行うためにプログラムが修正されることはよくあるが、その修正の影響を受けてそれまで正常に動作していた部分が異状をきたすようになったり、隠れていたバグが露見することがある。

このような現象を「デグレード」あるいは「リグレッション」などという。これを避けるため、機能追加やバグ修正などでコードの一部が改修されたあと、それまでの動作に意図しない変更や問題が生じていないか確かめるテストをリグレッションテストという。

範囲や対象を絞らず行うテストを「フルリグレッションテスト」というが、一部を変更するたびにすべての機能やコードをテストし直すのは時間やコストの負担が大きいため、修正箇所が影響する可能性があるプログラムの範囲を見極め、重要な機能を優先してテストするといった運用が行われることが多い。

また、開発環境の変更や、運用開始後のオペレーティングシステム(OS)やプログラム実行環境、データベース管理システム(DBMS)などのミドルウェアの更新(アップデートおよびアップグレード)に伴ってデグレードが起きることもあり、このような環境変更の際にもリグレッションテストが実施される。

他の辞典等による「リグレッションテスト」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「リグレッションテスト」の出題履歴

▼ 基本情報技術者試験
【令8修1/令4修12/令3修7/令1修12/平30修6/平29修1/平26秋/平25修6/平23秋/平22修1】 ソフトウェアのテストの種類のうち,ソフトウェア保守のために行った変更によって,影響を受けないはずの箇所に影響を及ぼしていないかどうかを確認する目的で行うものはどれか。
【令5修1】 回帰テスト(リグレッションテスト)の説明として,適切なものはどれか。
【平24修1/平22修7/平21修6】 システムの一部に修正を加えたときに,修正部分がほかに悪影響を及ぼさずに正しい結果が得られることを検証するテストはどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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