VMware vCenter Server
多数の物理サーバや仮想マシンを運用・管理するための「VMware vSphere」製品群を構成する製品の一つで、同社の仮想化ソフトや仮想マシン群をネットワークを通じて遠隔から監視・操作し、一台の管理用コンピュータから統合的に運用することができる。
作業内容のテンプレート(ひな形)を作成して多数のサーバ群で一斉に実施するなど、作業の標準化・自動化を支援する豊富な機能を備えている。管理画面を利用するにはvSphereのクライアント環境である「vSphere Client」(PC版)あるいは「vSphere Web Client」(Web版)が必要となる。
vCenter Server自体はWindows Server向けに提供されるが、vCenter ServerをLinuxに導入した仮想マシン環境をパッケージした「vCenter Server Appliance」も用意されており、迅速に展開することができる。
(2019.3.15更新)