読み方 : エスエフエー
SFA 【Sales Force Automation】 営業支援システム / セールスフォースオートメーション
概要
SFA(Sales Force Automation)とは、企業で利用される情報システムやソフトウェアの一種で、営業(セールス)活動を支援して効率化するもの。顧客や見込み客を登録し、それぞれについての情報や接触履歴を記録して、営業に役立てる。解説 既存顧客や見込顧客のそれぞれについて、営業活動に関連する情報を記録・管理することができ、過去の商談の履歴や、現在進行中の案件の進捗状況、営業活動を通じて入手した重要な情報、アポイントメントや期限といったスケジュールを一覧したり編集することができる。
SFAを部署やチームで利用することにより、顧客の最新の状況や案件の進捗、日々の営業活動を記録した日報などを常にチーム内で共有することができる。属人性を緩和して組織として効率的に営業業務を進めることができる。ノウハウやベストプラクティスを共有することでメンバーの能力の底上げや平準化も期待できる。
最新の情報や蓄積されたデータは容易に可視化(見える化)することができ、情報管理に手間をかけずに効率的に業務を進めることができる。製品によってはデータの分析や売上予測などの機能を備えているものもあり、経営管理にも活用できる。
既存顧客との関係を管理する情報システムやソフトウェアを「CRM」(Customer Relationship Management)というが、業種や製品によっては既存顧客への売り込みなども重要な営業活動であるため、CRMがSFAの機能を取り込んだり、SFAにCRMとしての機能が追加される事例が増えており、両者の融合が進んでいる。
(2025.10.5更新)
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他の用語辞典による「SFA」の解説 (外部サイト)
資格試験などの「SFA」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【令6 問34】 顧客の特徴に応じたきめ細かい対応を行うことによって、顧客と長期的に良好な関係を築き、顧客満足度の向上や取引関係の継続につなげる仕組みを構築したい。
【令1秋 問28】 業務の効率化を目指すために、SFAを導入するのに適した部門はどれか。
【平30秋 問34】 営業部門の組織力強化や営業活動の効率化を実現するために導入する情報システムとして、適切なものはどれか。
【平27秋 問11】 個々の営業担当者が保有している営業情報や営業ノウハウをデータベースで管理し、営業部門全体で共有できるようにしたい。この目的を達成するために活用する情報システムとして、最も適切なものはどれか。
【平27春 問13】 SFAの目的に関する記述として、適切なものはどれか。
【平23秋 問31】 営業活動の支援と管理強化を目的としたSFAシステムの運用において、管理すべき情報として、最も適切なものはどれか。
【平22春 問8】 経営戦略が策定され、その戦略の一つに“営業部門の組織力強化”が掲げられた。この戦略を実現するための情報システムとして、適切なものはどれか。
▼ 基本情報技術者試験
【令6修12 問51】 SFAを説明したものはどれか。
【令5修12 問51】 SFAを説明したものはどれか。
【平31修1 問70】 SFA(Sales Force Automation)の基本機能の一つであるコンタクト管理の説明はどれか。
【平28修6 問69】 SFA(Sales Force Automation)の基本機能の一つであるコンタクト管理の説明はどれか。
【平24修12 問69】 SFA(Sales Force Automation)の基本機能の一つであるコンタクト管理の説明はどれか。
【平23春 問68】 SFA(Sales Force Automation)の基本機能の一つであるコンタクト管理の説明はどれか。
【平21修12 問69】 SFA(Sales Force Automation)の基本機能の一つであるコンタクト管理について説明しているものはどれか。