HULFT 【Host Unix Linkage File Transfer】 ハルフト
概要
HULFT(Host Unix Linkage File Transfer)とは、セゾン情報システムズが開発・販売するファイル転送ソフト。企業内や企業間の業務システムを接続し、日常のシステム運用で発生するデータ連携を自動化することができる。メインフレームや商用UNIX、Linux、Windowsなど様々なプラットフォーム間を繋ぐことができ、TCP/IPで接続されたLANや広域回線網(WAN)、インターネットなど様々な通信ネットワークで利用できる。1993年の発売以来、同種のソフトウェアの中では国内で最も広く普及しており、海外でも広く浸透している。
単純なファイルの伝送だけでなく、テキストファイルの文字コード変換やファイルの圧縮・展開、透過的な暗号化、データの改竄や破損・欠落の検知、操作履歴(ログ)の保存、異常時の自動リカバリ(再送)、複数拠点への同報配信、複数拠点からの同時集信、複数ファイルの一括転送、受信ファイルの世代管理、帯域を占有しない間欠転送、受信側による受信可否の通知など多彩な機能を備える。
オプション製品も充実しており、「HULFT-HUB」により多対多のファイル送受信の自動化や効率化が、「HULFT Script」により転送前後の処理や制御が、「HULFT-WebConnect」によりインターネット経由の安全な拠点間連携が、「HULFT-WebFileTransfer」によりWebブラウザや外部アプリによるインターネット経由のファイル送受信が、「HULFT-SAN」によりSAN(ストレージエリアネットワーク)対応が、「HULFT IoT」によりIoT機器との連携が、それぞれ可能となる。
(2018.11.13更新)