LPAR 【Logical Partitioning】 論理区画

概要

LPAR(Logical Partitioning)とは、主に大規模サーバ製品やメインフレームなどで利用される仮想化技術の一つ。また、その技術により物理的なコンピュータを分割して作り出された論理的な区画。

コンピュータシステムの持つ資源を論理的な単位に分割し、それぞれで独立にオペレーティングシステムOS)やアプリケーションソフトを動作させることができる。

分割は物理的な装置単位ではなく、複数の装置をまたいだり単一の装置を共有するような設定が可能で、必要に応じて柔軟に割り当てることができる。

仮想化を前提に設計されたハードウェア上にファームウェアなどの形で実装されており、仮想マシンVM)方式の仮想化ソフトなどに比べて信頼性や性能に優れた方式である。

(2019.12.17更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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