帳票 【business forms】

概要

帳票(business forms)とは、帳簿や伝票、申込書など、業務や取引に必要な情報の記入や印刷のために用いられる定型的な書類の総称。一般的には罫線などで項目が仕切られて、決まった位置に決まった内容が並ぶようデザインされた書類を指す。

あらかじめ定められた項目を書き入れて申込みや記録をうための記入用紙や、蓄積された情報を整理して表や一覧などの形に整理した文書、取引や契約などの相手方への伝達や通知のために作成される書面などが含まれる。

典型的には、出納帳や仕訳帳、売上帳、各種台帳、財務諸表などの帳簿類、入出金伝票や売上伝票、見積書、発注書、注文書、請求書、領収書、納品書、明細書、通知書、証明書などの伝票類、申請書や申込書、同意書、問診票などの記入用紙が該当する。

広義には、表や枠線に項目が収まっているといった形式に拘らず、契約書や説明書、約款、証券、名刺など定型的な内容を扱う文書類全般を含める場合もある。

企業や官公庁などが利用する業務システムの多くは、こうした記録の管理を電子的にう機能と共に、保管されたデータをもとに帳票を作成したり印刷したりする機能を提供している。

(2019.7.4更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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