グループウェア 【groupware】
概要
グループウェア(groupware)とは、組織や集団の内部で情報共有やコミュニケーション、共同作業などを行うことができるソフトウェア。ネットワークを通じて一つのシステムに集団内の情報を集約し、連携して働けるようにする。企業などの部署内で所属メンバーが効率的に連携して働くことができるように設計されたシステムで、複数の機能を組み合わせたものが一般的である。どのような機能があるかは製品などにより異なるが、
- 電子メールやチャット、メッセンジャーなどのコミュニケーション機能
- 離れた場所にいるメンバー同士が動画や音声で話し合うことができるビデオ会議やWeb会議
- 特定のテーマや対象について情報を交換したり話し合う電子掲示板(BBS)
- 業務に関連する文書ファイルなどを共有できるファイル共有(ドキュメント共有/ライブラリ)
- メンバー間で日程の告知や調整を行うスケジュール管理
- 決済や作業の進行状況を管理するワークフローシステム
- メンバー間やチーム間で社内の設備利用の調整ができる会議室予約
- 計画の進捗などを管理するプロジェクト管理システム
などを備えていることが多い。
クライアントサーバ型のシステムが一般的で、サーバが情報の管理やメッセージの交換などの機能を提供し、参加者は手元の端末に導入したクライアントからサーバにアクセスして機能を利用する。近年ではクライアントにWebブラウザを利用するシステムも一般的となり、端末や場所を選ばずどこからでも利用できる。
(2023.1.28更新)
関連用語
他の辞典による解説 (外部サイト)
試験出題履歴
この記事を参照している文書など (外部サイト)
- 東京都昭島市「昭島市デジタル化推進計画
」(PDFファイル)にて引用 (2022年3月)
- 東京都昭島市「第二期昭島市情報化推進計画
」にて引用 (2016年5月)
- 横浜市「横浜市情報化の基本方針 用語解説
」(PDFファイル)にて引用 (2011年2月)
- 横浜市総務局「横浜市中期4か年計画
」(PDFファイル)にて引用 (2010年9月)