データドリブン 【data-driven】 データ駆動

概要

データドリブン(data-driven)とは、ビジネスなどにおける行動や意思決定を、記録・収集したデータの解析・分析結果に基づいて行うようにすること。属人的で形に表すことが難しい経験や勘などになるべく頼らないようにする。

業務において企画や計画、方針を策定したり、現状に対して施策や対策を実施したり、何らかの判断を下す際に、個人の経験や勘、感覚だけでなく、対象領域に関連するデータを収集・解析して得られた知見や推論に基づいて議論を進める考え方を指す。

データドリブンなカルチャーを組織に浸透させるには、業務に関連するデータを収集・記録するインフラの整備、必要なデータを抽出して分析・解析するためのツールや外部サービスなどの充実、従業員がこれらを使いこなしてデータを活用するためのリテラシーやスキルの研鑽などが求められる。

(2023.1.13更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。