電文 【message】
コンピュータの普及が進み始めた高度成長期の頃、電気通信によって遠隔地間を伝送されるという共通点から、システム間で送受信される文字メッセージを電報になぞらえてこのように呼ぶようになった。
現在でも、当時からの歴史が続くメインフレーム(大型汎用機)関連の分野、コンピュータの導入が早かった官庁や金融機関のシステムなどで電文という表現が使われる。
インターネット関連など、近年に発達・普及した技術分野では英語の言い回しにならって「メッセージ」(あるいは文脈によってフレーム、パケット、リクエスト、レスポンス、クエリ等)と呼ぶことが多い。
(2020.2.10更新)