読み方 : ディービーエー

DBA【Database Administrator】データベース管理者

概要

DBAとは、データベースの設計、運用、保守、性能管理、障害対応などを担当する管理者。業務システムやサービスで扱うデータを安全かつ安定して利用できる状態に保つため、技術面と運用面の両方からデータベース環境を管理する職種である。
DBAのイメージ画像

データベース管理システムDBMS)の導入時に、用途や負荷を踏まえて構成を設計し、表や索引の設計指針、命名規則、権限設定などの基準を整備する。運用開始後はバックアップ取得やリストア手順の確立、ログの監視、容量管理、性能チューニングなどを行い、安定稼働を維持する。

利用者やアプリケーション開発者からの問い合わせに応じ、SQLの実行計画の確認や索引追加の検討、ロック競合の解消など技術的支援も担当する。また、障害発生時には原因の切り分けと復旧作業を実施し、再発防止のための設定変更や運用手順の見直しを行う。セキュリティ対策としてアクセス権限の管理、監査ログの確認、脆弱性情報の収集とパッチ適用計画の策定も含まれる。

近年では対象となる製品がリレーショナルデータベース(RDB)だけでなく、NoSQLクラウドデータベースにも広がっている。大規模システムでは可用性構成やレプリケーションフェイルオーバーの設計を扱うこともある。運用自動化ツールや監視ソフトを利用し、日常作業の効率化や人的ミスの低減を図ることも業務範囲に含まれる。

他の辞典等による「DBA」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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