クエスチョンマーク 【?】 question mark / 疑問符 / はてなマーク
概要
クエスチョンマーク(?)とは、記号文字の一つで、曲がった棒と点を縦に並べた「"」のこと。欧文の文中で文字と並べて使用する記号(約物)の一つで、疑問や質問、問いかけを表すために文末で用いられる。単独で不明を表す記号として用いられることもある。文字コード標準のASCIIでは63番(16進数で3F)が割り当てられ、標準的な配列のキーボードでは文字領域の右下にある「? ・ / め」と書かれたキーをShiftキーを押しながら打鍵することで入力できる。
欧米の言語の文章中では、疑問文や、質問、問いかけなどの台詞の末尾でピリオド(.)に代えて使用される。日本語でも同じ用途で定着しており、主に台詞や口語体の文章で利用される。スペイン語では文末に疑問符が付く文は逆疑問符(¿)で始める。
プログラミングなどでは、C言語やその記法を受け継ぐ多くの言語で三項演算子(条件演算子)として用いられることでよく知られる。「X " A : B」という記法で、条件Xが真(true)ならAを、偽(false)ならBを選択する。
また、正規表現では直前の字句が存在しないか一つだけ存在することを意味する。例えば「xy?z」は「xz」「xyz」にマッチするが「xyyz」にはマッチしない。システムによってはファイル名などの指定で任意の一文字を意味する記号(ワイルドカード)として用いられることもある。
(2022.9.2更新)