読み方 : きごうもじ

記号文字

概要

記号文字とは、文章や数式などに用いられる記号の一部を、文字と並べて入力・表示できるようにするため、コンピュータの扱う文字コードフォントに登録したもの。

欧米で標準的に用いられるASCII文字コードの範囲内には、「 ! ? " ' , . ; : # $ % & ( ) [ ] { } < > + - * / = ^ ~ ` | @ _ \ 」の各記号が収録されている。欧州などのASCII拡張規格には、他に「°」「¢」などいくつかの記号が収録されており、合わせて日本では「半角記号」と呼ばれる。

一方、日本語文字コードは漢字を収容する必要から多数のコードが用意されたため、「≒」「☆」「※」など多数の記号が独自に収録された。これらは半角2文字分の幅に表示されるため「全角記号」と呼ばれる。「!」に対する「!」のように、各半角記号には対応する全角版が存在する。

国際的な文字コード標準のUnicodeでは、これら半角記号全角記号のほとんどが収録され、さらに独自の記号が大量に追加されている。また、いわゆる記号とは別に、「🌏」「😀」のような絵文字も収録されている。絵文字はあらかじめ着色されており、文字や記号のように文字色を指定することはできない。

記号文字はシステム上で特殊な用途や役割が与えられている場合があり、一部の記号はシステム上の識別名に使用できない場合がある。例えば、多くのファイルシステムではディレクトリ名やファイル名区切り文字として「/」(スラッシュ)や「\」(日本では円マーク、日本以外ではバックスラッシュ)を用いるため、これをファイル名ディレクトリ名の一部として含むことはできない。

(2025.8.19更新)

主な記号文字

記号・特殊キーの読み方

半角記号・記号キーの読み方

!エクスクラメーション、かんたんふ、びっくりマーク
?クエスチョン、はてなマーク、ぎもんふ
"ダブルクォーテーション、ダブルクォート、いんようふ
#シャープ、ナンバー、いげた ※本来は番号記号
$ドル、ダラー、ダラ
%パーセント
&アンド、アンパサンド
(ひだりかっこ、かっこひらき
)みぎかっこ、かっことじ
+プラス、たす
-マイナスハイフン、ひく、よこぼう
*アステリスク、かける
/スラッシュ、わる
\バックスラッシュ
=イコール
^ハットキャレットサーカムフレックス、アクサンシルコンフレックス
~チルダなみダッシュ
'アポストロフィシングルクォートシングルクォーテーション
`アクサングラーブ、バッククォート、ぎゃくクォート、ぎゃくアポストロフィ
@アットマーク
<しょうなり、ひだりかくかっこ
>だいなり、みぎかくかっこ
[ひだりだいかっこ、だいかっこひらき
]みぎだいかっこ、だいかっことじ
{ひだりちゅうかっこ、ちゅうかっこひらき
}みぎちゅうかっこ、ちゅうかっことじ
;セミコロン
:コロン
,カンマ、コンマ
.ピリオド、ドット
_アンダーバーアンダーラインアンダースコア、したせん
|バー、バーティカルバー、たてぼう
¥えん

特殊キーの読み方

Escエスケープ
Tabタブ
CapsLockキャップスロック、キャピタルロック
Shiftシフト
Control / Ctrlコントロール
Altオルト、アルト
BackSpace / BSバックスペース、ビーエス
Enterエンター
Pauseポーズ
Breakブレーク
Pause Breakポーズブレーク
Insert / Insインサート、インス
Delete / Delデリート、デル
Homeホーム
Endエンド
PgUp / PageUpページアップ
PgDn / PageDownページダウン
PrtSc / PrintScreenプリントスクリーン
ScrLock / ScrollLockスクロールロック
NumLockナムロック、ニューメリックロック
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。